先日、札幌の花市場で開かれた、中山佳巳さんのフラワーデザイン講習会に参加して来ました。
　中山さんは近年ではJFTDジャパンカップ２年連続優勝、８月のJFTD主催の全国大会でもグランドチャンピオンに輝くなど、多くの功績をあげる一方、講師や個展、ブライダルやお店の業務など、多岐にわたる活動をされている方で、忙しいスケジュールの中、こうして北海道まで来て講習会を開いていただけるのはとても貴重なこと、との司会の方の言でした。

　短時間で完璧に作り上げられていく作品はどれも美しく、動きの無駄のなさ、瞬間のひらめきや判断力など、もの作りをする中山さんの姿にただただ感心するばかりでした。
　今回一番強く感じたのは、「考える」ということはとても重要だということ。
　花束やアレンジを作るときだけではなく、あらゆる物事に共通して言えることで、いつものやり方に固執していては何も考えなくなってしまう。常に考える事が大切なのだと思いました。
　３時間ほどの会でしたが、とても濃く、いろいろな事を学べて、貴重な時間を過ごすことができました。
　
　（担当：森）