こんにちは、フローリスト彩花です。
早いもので今年も終わりが近付いていますね。
12月と言えばクリスマス!
皆さん、プレゼントはお決まりですか?
この時季、シクラメンやポインセチア等の鉢物を貰う方も多いと思います。
せっかく頂いたポインセチアを来年も楽しむための方法を今回はご紹介します。
ポインセチアの赤く色づく部分はお花と思われがちですが、苞葉という部分になります。
花びらは存在せず、苞葉の中心の粒状のものがお花なんです。
ポインセチアは短日性の植物で日照時間が短くなると花芽を付ける性質があります。
この苞葉の部分を赤くする為には<短日処理>というものが必要です。
照明の付いた明るい室内では花芽が出来ず、苞が赤くならない為、日中は日に当て、夕方5時から翌朝7時頃までは段ボールで覆うなどして光を遮ります。
約1カ月ほど毎日行うと花芽がついて方が色づいてきます。
真っ赤なポインセチアを楽しみたい時期を選んで、挑戦してみて下さいね。
ここで一つ注意!
クリスマスのイメージが強いポインセチアですが、実は寒い所が苦手で、鉢を外に置かれている場合は最低気温が10度を下回る前に室内に入れて下さい。
お店にはまだポインセチアのご用意がありますので、ぜひ見に来て下さい。
(文/小林)
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