2021/07/26ビカクシダ
こんにちは。
樹木まで枯れるほど連日快晴が続いていますね 。
雲ひとつない青空は気分が上がるものですが、ここまで続くと、曇り空が恋しくなってきます。
さて、彩花では夏によく成長するビカクシダを入荷しました。
熱帯地域の東南アジア、オセアニア、南アメリカ、アフリカに分布し、今日のような温かい気候を好みます。
今回入荷したのはオセアニア(オーストラリア)の品種ですので、比較的日本で育てやすいものです。
鉢植えでの入荷になりますが、本来ビカクシダは土壌に根を張らず、樹幹などに固着して生活する着生植物。
自然に近い状態で鑑賞していただきたい、、、そこで、板付のビカクシダを製作しました!
上を向いた鉢植えよりも格段にイキイキした表情に見えませんか?
ビカクシダは根元を覆い乾燥を防ぐ貯水葉を伸ばすのですが、自然に近い板付の方が、貯水葉の成長が早いそう。こちらのビカクシダも板付して2週間ほどで小さくて可愛い貯水葉が広がってきました。
弊社で一点づつ手作りしているため、少数のご用意となります。気になる方はぜひご覧くださいませ。
お部屋の壁に掛けても素敵なので、新築祝いなどにもオススメですよ。
(文:TAKUTO)
2021/07/12紫陽花
こんにちは、フローリスト彩花です。
この季節はあちこちのお庭で紫陽花を楽しめますよね。
紫陽花の花は土の酸性度によって色が変わりますが、知人宅には3色のお花が揃っていました。
日本では酸性の土壌が多い為、普通に地植えするとほとんどが青い花になります。
ピンクのお花にしたい時にはアルカリ性の土壌にしなければなりません。
中性だと紫になるそうですが、年月の経った紫陽花は赤紫に近い色になるという話もあるとか。
実際に色が決まるのは土中のアルミニウムの含有量や品種の特性など、複雑なメカニズムがあるようですが、最近では最近では赤や青の紫陽花用培養土や肥料なども売っていますので、比較的簡単に育てたい色が選べるようになりました。
土を買いに行くのは大変、という方は卵の殻を細かく砕いて土に加えると殻のアルカリ成分を吸収してピンクになる事があるそうなので、ちょっと試してみても良いかも。
お店にも紫陽花が入荷しています。
細口の花瓶に1本差すだけでも絵になりますよ。
ぜひお庭でご自宅で、楽しんでみて下さいね。
(文:沢田)
2021/07/05苔
こんにちは。
先日行った森の中で苔と小さなキノコに癒されました。
最近は家で苔を育てるのが流行っているみたいですね。
少し調べてみましたが、日本は約1700種もの苔が生育する、世界でも稀に見るコケ大国らしいですよ。
確かに、山や神社、日本庭園など古くから美しい景色の中に苔は存在していますし、普段歩いている道のコンクリートの隅っこなどにも。
世界で18000種、日本で1700種ですから、苔の世界は奥が深く面白そうです。
雨が多くなるこの時期、いつもの道も苔を意識して歩いてみようと思います。
(文:金田一)