冬来たりなば・・・待ち遠しい春

【冬来たりなば春遠からじ】
という有名な詩の一節があります。
文字の通り読めば「冬が来たら春は遠くない」ということで（詩の中では違うニュアンスですが）呪文のように上の一節を唱え、春の訪れを待ちわびている今日このごろ。

みなさまこんにちは、近江谷です。

北海道の冬はとても長いですよね。
サボタニ（サボテン・多肉植物）を趣味としている者としてはちょっと憂鬱な季節なのです。
室内に取り込んだサボタニたちを早く外で管理したいこともありますが、なによりこのカオスな室内は誰がどう見てもやばいのです。
お見せしたいですがNGが出そうなのでやめておきますね。

さて、
春を待っていると言えばもう一つ楽しみがあります。
昨年秋にInstagramの投稿や実物をご覧になられたお客様も多いかと思いますが、弊社社長が仕入れたアガベ（雷神）が開花しました！

（コンパクトなアガベのはずだけど…雷神てこんなに大きくなるんだ…
逆にここまで育てないと開花しないんだ…と言う衝撃。）

花芽はとても長くなり、その先には地味な花が♡
アガベの開花はとても珍しく大興奮でした。
スタッフが一生懸命授粉してくれたおかげで
種鞘ができたので、いくつかいただいてきましたよ。

乾燥させるとグリーンから茶色に。
クチナシの実のようですね。

中身を割るとこんな感じ！

………え？！
ほぼシイナだー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

（シイナとは：漢字では秕、受精しなかったり痩せており発芽能力のない種子のことです）
やはり自家受粉だからなのか…。
それでも種鞘は3つの部屋に分かれていて、それぞれ2〜5つほど黒い種子が入っていました。
これも普通のアガベの種子と比べると少し軽いような…

しかし望みをかけて
春に播種してみようと思います。
かわいいアガベの赤ちゃんが誕生したら
またこちらでご報告したいと思います。

最後に我が家のかわいいちゃんたちをちょっとだけご紹介。
夏に親株から取れてしまったちびちゃんたちを自作鉢に植えてみました。
とてもかわいい…♡自画自賛。

我が家のシンボルツリー
【ユーフォルビア フィヘレネンシス】
とても個性的で大きさもあり見応えがあります。
多肉植物なので管理が楽で、虫もつかないです。
限定2鉢入荷したところを1鉢は私が連れ帰りました。
まだお店に1鉢ありますよ！
お部屋にインパクトのあるなにかをお探しの方、ぜひどうぞ。
少しずつですが鉢物が入荷しています。
気になる方はぜひ見にいらしてくださいね。

（文:近江谷）