2021/07/12紫陽花
こんにちは、フローリスト彩花です。
この季節はあちこちのお庭で紫陽花を楽しめますよね。
紫陽花の花は土の酸性度によって色が変わりますが、知人宅には3色のお花が揃っていました。
日本では酸性の土壌が多い為、普通に地植えするとほとんどが青い花になります。
ピンクのお花にしたい時にはアルカリ性の土壌にしなければなりません。
中性だと紫になるそうですが、年月の経った紫陽花は赤紫に近い色になるという話もあるとか。
実際に色が決まるのは土中のアルミニウムの含有量や品種の特性など、複雑なメカニズムがあるようですが、最近では最近では赤や青の紫陽花用培養土や肥料なども売っていますので、比較的簡単に育てたい色が選べるようになりました。
土を買いに行くのは大変、という方は卵の殻を細かく砕いて土に加えると殻のアルカリ成分を吸収してピンクになる事があるそうなので、ちょっと試してみても良いかも。
お店にも紫陽花が入荷しています。
細口の花瓶に1本差すだけでも絵になりますよ。
ぜひお庭でご自宅で、楽しんでみて下さいね。
(文:沢田)